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タン先生の周期療法でラクラク自然妊娠!

薬寿堂,やくじゅどう
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中国漢方による不妊症周期療法

中国漢方薬寿堂(やくじゅどう)の譚定長先生による、妊娠治療を成功させる不妊症周期療法についての解説と体験記などのコラムです。
by 中国漢方 薬寿堂
不妊治療今昔 - 今なお減り続ける日本の出生数と出生率
8月27日の新聞紙面に厚生労働省が発表した今年度上半期の出生数と人口動態統計速報が掲載されていました。

日本では、戦後2回のベビーブームがあり、1947年~1949年の第一次ベビーブームでは毎年260万人のベビーが生まれ、1969年~1972年の第二次ベビーブームでも毎年200万人のベビーが生まれていたのですが、第二次ベビーブーム以降、出生数.出生率共に徐々に低下し、昨年はとうとう出生数103万人を割っているのです。
ですからここ数年、政府はNHKの公共電波を使って、不妊症(不育症、卵子の老化、無精子症、体外受精など)の補助金を使って、何とか出生数を増やそうとしたのですが、今回の発表では上半期の出生数は昨年比マイナス2.7%、一年間では出生数は100万人を割るであろうという予測が発表されました。
日本政府の方々にとって大変ショックの大きな結果だったと思います。
体外受精に公的なお金を沢山使っていたために、期待していた出生数にはおそらく程遠い結果だったのだと思います。
海外の国々を見ていても体外受精に莫大な公的資金を投じている国は、皆無だと思います。

私は1949年、日本で最も出生数が多く、実に269万人というベビーの生まれた内の一人として誕生しましたが、30年前に日本でも始まった体外受精という方法までは全員、自然妊娠か人工受精で妊娠.出産していました。
しかし、この30年間で体外受精専門クリニックが増え、特にここ10年急増し、今国内に600~700ヶ所の体外受精専門クリニックができていると聞いています。
昨年は32万回の体外受精が行われ、約3700人の子供が誕生していると聞いています。平均すると1クリニックあたり約60~70人のお子さんの誕生です。
9月に入り、内閣改造により、今までに増して少子化問題が取り上げられ、色々な意見がテレビでも取り上げられています。
少子化そして不妊症は、蚊の媒介で急に患者が増えたデング熱のような感染症ではありません。
ほんの少し前まで日本は沢山の子供が自然妊娠で生まれている国なのです。

体外受精という方法でこれまで世界では36年間で500万人の子供が生まれていると聞きます。
卵管の問題で妊娠できなかった方々にとっては、素晴らしい方法であり、ノーベル賞を受賞されたロバート.エドワード博士の功績は素晴らしいものだと思います。
一方この36年間の間に、世界では人口が急増し、現在70億を超えており、近い将来90億になるであろうと言われています。
年間5000万人の子供が生まれているとして、この36年間で実に18億人の子供達が、主に自然妊娠で生まれているのです。

今少子化が問題となっている日本ですが、ちょっと歴史を振り返れば沢山の子供が自然妊娠で生まれていた戦後を比較してみれば、これからどうすれば問題が解決できるというヒントが得られると私は思いますが、いかがでしょうか?
元気な旦那様と元気な奥様から元気な子供が生まれることを忘れないでください。
# by yakujudo | 2014-09-30 23:50 | タン先生の周期療法
日本の生殖医療の現状について思うこと
6月1日発行の「朝日新聞グループ」紙に“日本の生殖医療”についての特集記事があり、日本の現状が詳しく書かれていましたので、そのコラムの中から一部をご紹介したいと思います。

日本産婦人科学会の集計によると2010年度体外受精で生まれた子供の数は2万8945人、2011年度は行われた体外受精は26万9659回。39歳の女性が出産に至った率は10.19%、40歳の女性は8.06%、41歳の女性は5.62%、45歳の女性は0.81%と1%を切っています。2013年では体外受精の回数は35万回を超えているそうです。
しかし回数ほどには成果が出ておらず、体外受精の補助金制度も大きく見直される事になったようです。
つまり、国として沢山のお金をかけても、期待していたほどの成果が上がらなかったので、補助金をカットしようということに至ったのだと思います。
私としては体外受精という方法で、もっと沢山の子供ができているものだと思っていましたが、こんなに成果が悪いとは残念でありません。

妊娠の基本はまず皆様の健康です。元気な精子と卵子からより良い受精卵ができます。
この受精卵が着床し、安定して妊娠を継続できる温かい子宮を準備することが大切です。
自然妊娠、人工授精、体外受精、顕微授精は精子と卵子の出会いの方法です。お二人の条件に合った方法を選択すれば良いことです。

日本の皆様はご両親、祖父母、そして先祖代々、自然妊娠で子孫が繁栄している方々が大半だと思いますが、いかがでしょうか。
妊娠を目指すご夫婦で、男性も女性も先天的な問題を持っている方は大変少ないと思います。
私達夫婦も子宮外妊娠のため、緊急手術で妻は卵管を1本切除しました。
その後約1年半の間、妻は生まれ故郷の老中医何少山先生のご指導で漢方薬を服用し、体調を回復しました。
そして老中医何少山先生から頂いたお手紙の予言通り、妊娠・出産に至り、無事4250gの長女が誕生しました。その後も長男、次男と健康な子供を3人授かることができました。
私も妻も鍼灸師の資格を持ち、鍼灸を取得していますが、特に老中医からは鍼灸をするようにと指示はありませんでしたので、妻には鍼灸を施術はしておりません。
自ら体験した不妊症を経験して、私は周期療法を皆様にお奨めするようになりました。私は周期療法に関して多くの方々からのご要望で、2001年と2002年に公演をしたところ、直後から多くの薬局の方々に参入され、あっという間に周期療法が全国に広がりました。最近ではお医者様も参入されるようになり、私自身も大変驚いております。

話は変わりますが、私は周期療法のお薬の服用と共に、お食事のお話をしております。
バランスよく季節合わせて、旬の食材を取り入れた食事をすることは基本です。
男女共に肉・魚・豆腐類のタンパク質、コラーゲンの多い鶏のスープを勧め、特に女性には鉄分を多く含む牛肉レバー類、赤身の鮪や鰹、またホウレン草、ブロッコリー、小松菜などの葉酸を含むお野菜を食すことを勧めております。
普段の食事で緑色野菜を取れば、特に葉酸の錠剤を取る必要はありません。私の妻も、母も特に葉酸を服用したことはありません。
様々な情報を取り入れることは大切ですが、世の中の情報に左右されず、補精・補血の食事を取って頂ければと思います。
# by yakujudo | 2014-08-22 04:00 | タン先生の周期療法
日本は本当に豊かなのでしょうか
この2、3年、卵子の老化や不妊症などがマスコミに大きく取り上げられています。 
私は戦後の第1次ベビーブーム(1947~1949年)の3年間のなかで最も多い、1949年生まれの269万6638人の内の一人として生まれました。
第2次ベビーブーム(1971~1974年)では毎年200万人の子どもたちが誕生しました。
第1次、第2次ベビーブームのお子さんたちは自然妊娠のほうがメインだと思いますが、沢山の子どもたちが生まれている時代にも不妊症の方はおられましたが、今の時代と違ってその数はずっと少なく、世の中でも特に不妊症が取り上げられることもなかったと思います。

第2次ベビーブーム以降、日本の出生数、出生率ともに低下していて、最近では出生数は105万から110万人、出生率は1,4%前後です。
私が生まれた第1次ベビーブームの頃は出生数260万、出生率4,5%前後。実に子どもの多い時代でした。今は子どもが1人か2人のご家族が多いですが、私は3人兄弟で友人の中には5、6人という方もおられたと思います。

今この少子化と共に不妊症が大きくマスコミに取り上げられるようになりましたが、特に第2次ベビーブームで生まれた方々以降の世代の方々で、男女ともに晩婚化が進んでいて、現在50歳以上の男性では20%、女性の方では10%の方々が未婚だそうです。
私は妻が子宮外妊娠し卵管を1本摘出後、中国杭州市の老中医のご指導で約2年間掛けて妻の健康を回復し、3人の健康な子どもたちを自然妊娠で授かった経験と、1988年9月に来日された北京市の老中医より中国医学と西洋医学の理論が合体させてうまれた周期療法を1988年10月より実施して25年になりました。

日本ではまだほとんど知られていなかった周期療法ですが、最初の10年間ご相談にこられた方は主に自然妊娠でのご相談、その後、横浜にも体外受精をされる病院が増えだし、今では自然妊娠、人工授精、体外受精、顕微授精というさまざまな方法をとっている方々がご相談に来店されます。
ご相談を受けていると、男女ともに健康でない方がいかに多いのかよく分かります。
男性では、精子数が少なく運動率のわるい方、ストレスや睡眠不足で疲労困憊の方、そして夜の性生活がおくれない方が多いです。
女性では、卵子機能の低下、骨盤内の血液循環が悪く子宮筋腫、子宮内膜症や卵巣チョコレート嚢胞を持っている方、多嚢胞性卵巣で排卵の難しい方、卵管水腫や卵管の癒着などを疑われている方、そして卵子の老化など実に様々なご相談がまいります。

今不妊で悩んでいる皆さまはご両親からほとんどの方が自然妊娠で生まれてきたと思いますが如何でしょうか?
世界を見渡してみると不思議ですね。豊かな社会では子どもが出来ず体外受精や顕微授精で子どもを授かる方々が増え、食物が少なく貧困といわれる社会で自然妊娠で子どもを授かる方々が多いのです。
皆さまは何かおかしいと思いませんか?どちらの社会で暮らしている方々のほうが健康だと思いますか?
# by yakujudo | 2014-05-03 03:00 | タン先生の周期療法
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