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タン先生の周期療法でラクラク自然妊娠!

薬寿堂,やくじゅどう
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中国漢方による不妊症周期療法

中国漢方薬寿堂(やくじゅどう)の譚定長先生による、妊娠治療を成功させる不妊症周期療法についての解説と体験記などのコラムです。
by 中国漢方 薬寿堂
私が早々に周期療法に興味を持った訳は…
 今年も昨年誕生された赤ちゃんのお写真が沢山送られてきました。いつものように、その内の約100枚をアルバムの台紙20枚に並べ、昨年のものと交換して店内の壁にはらせていただきました。かわいい笑顔の赤ちゃんの写真は私にも、ご来店されます皆様にも大きな励みとなります。今年もまた頑張って多くの方々にこの喜びを届けたいと思います。

 最近ご来店されます多くの方々から「“周期療法”という言葉がインターネット上にあふれていて、どれも同じ内容のものが出ているのを先生はご存じですか?」とよく言われております。
 実は5~6年前まで、“周期療法”を実施していたのは日本ではこの私だけでした。またインターネット上にも、私の書いているこのコラムしかありませんでした。なぜこんなに“周期療法”が氾濫するほど多くなったのか、その理由はこの私が一番よく知っておりますが、私の口から詳しくお話をするつもりはございません。

 私が“周期療法”に取り組むようになったのは、私の妻が子宮外妊娠の手当の遅れから、卵管を一本摘出後無月経無排卵に陥り、その回復のため、妻の生まれ故郷、中国の浙江省杭州市の老中医、何少山(かしょうせん)先生の指導のもと、漢方薬を約一年半服用して体調を回復、“もう出来るようになっている”というお手紙が届いた翌月、妻の妊娠が判明、1988年の10月に4250gの長女を出産いたしました。
 この出産の直前の9月に、北京の叢法滋(そうほうじ)先生が再来日され、“不妊症の弁証論治”という講演の中で、中国で考案された中西医合作による、新しい不妊対策法の“周期療法”を紹介されました。当時、多くの方々が先生の講演を聴いたはずですが、私以外どなたも興味がなかったようで私だけが興味を持ち、試行錯誤を重ね今も毎日勉強をしているということです。
 私は妻の不妊がなければ、たぶん特に興味を持つこともなく通り過ぎたと思います。妻の不妊の治療をご指導いただいた何少山先生と初来日された時から約25年、ご指導をいただいている叢方滋先生との出会いがなければ、今皆様が目にする“周期療法”は、日本には存在していないと思います。
 長女の誕生以降、まったくお薬を服用することなく身体を回復した妻は、さらに二人の男の子を出産いたしました。長女同様二人の弟も4kgオーバーで出産、三人とも特に大きな病気をすることもなく、現在20歳、19歳、16歳になりました。

 私は、妊娠の第一歩は健康な体づくりだと思っています。健康な男性と女性、よい受精卵と温かい子宮、健康な子どもを授かるには健康な両親が必要です。私はご相談に来られます皆様にも、是非とも健康なお子さんを授かってほしいと思います。条件が整えば、できれば自然妊娠で、でもいろいろな事情で条件が不充分であれば人工授精、体外受精、顕微授精とステップアップを考えてください。妊娠、出産の大きな役割を担うのは女性です。女性は偉大です。

 このコラムは、1998年10月以来、地元の朝日新聞情報誌『朝日アドバンス』『アサヒネット(旧「朝日エコー」)』『朝日アベニュー』の三誌に連載を続けてきたものです。この三誌の内の朝日アドバンスが、4月から突然休刊になるため、他の二誌もしばらくお休みをとることになりましたが、この健康情報館や私のホームページは、今後も毎月更新する予定です。
 ご愛読いただいている皆様はビックリされるかもしれませんが、私はまったくのパソコン音痴ですので、原稿はすべて私が原稿用紙に手書きしているものです。その原稿をそれぞれの管理者の方に依頼して、ネットに掲載していただいています。ですから私にはメールアドレスがないのです。メールをいただいても私にはご返事を差し上げることができません。もちろんケイタイも持っていません。
 今後も私はパソコンを勉強する予定はありませんので、ご質問のある方は、お手紙、お電話、FAX等でご連絡くださいますようにお願いいたします。地元や近県の方でしたら、ご遠慮なくご来店ください。私でお役に立つことであれば、できる範囲でお答えいたします。

 1月14日、娘の成人式の二日後に、私は満60歳になりました。結婚も遅く、子どもも遅く、私の人生は同級生の友人たちよりも、約10年遅れています。あと10年、70歳になりましたら、めでたくリタイアをしたいと考えています。
 10年後の2019年、社会は大きく変化して、まさしく高齢化社会にしたことを多くの方々が感じることでしょう。私も自分を浦島太郎になってしまったと思うでしょう。
by yakujudo | 2009-03-10 00:01 | タン先生の周期療法
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