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8月22日、厚生労働省から2009年度の少子化対策の原案が発表されました。これから〝赤ちゃん〟をという方々にとって朗報ですね。
私も3人の子持ちですが、子供を一人前の大人に育てるのは大変です。幸いに3人とも健康に生まれ、特に大きな病気をすることもなく、丈夫に育ってくれたことはありがたいことです。 妻は、最初の妊娠で子宮外妊娠、緊急手術で卵管を1本摘出後は、しばらく無排卵無月経になり、大変気の毒なことでした。でもその後二年間、排卵誘発剤と中成薬の服用で体調を取り戻し長女を妊娠、出産、その後はお薬を服用することなく長男、次男と出産できました。遠回りはしたものの、3人の子供に恵まれたことは、大変幸せなことです。私はこの体験がお役に立つと思い、その後〝赤ちゃん〟を望む方々のご相談をお受けすることになりました。 私は妊娠出産というのは、まずは健康な男性と女性を用意することが、健康な〝赤ちゃん〟を授かる原則だと、私ども夫婦の経験から確信しています。中西医合作という考えから生まれた〝周期療法〟を1988年からおすすめして、多くの方々に貢献できていることは幸せです。 先日、私の見たテレビ放送で、現在日本の15歳以下の子供は約1,500万人で、ずっと減少傾向を続けていて、これから先も減少していくことは確実で、増加することは考えられない、最近は子供はいらないというご夫婦、ワーキングプアから結婚できない方々も大変増えていて、子供の数より多い約2,500万匹の犬や猫などのペットが飼われているそうです。 私は将来このままでは、子供は約1,000万人に減少し、ペットは約3,000万匹に増えるだろうと思っています。この15歳以下の子供たちは、どうしたら増加の方向へ転換できるのでしょうか。少子化対策をしっかりやらないと、将来の日本はこのままでは危機の時を迎えるのではないでしょうか。 この放送に続いて見ましたニュースでは、ロシアのベビーブームの話題が取り上げられていました。画面に映っていた造船所勤務の男性がインタビューに応えて、ここ数年、ロシア経済の好景気のおかげで造船所の仕事が飛躍的に増え、年収が数倍に増えたのでもう一人子供が欲しいと言っておりました。 やはり経済的な裏付けがあるからこそ、特に中国のように〝一人っ子政策〟を取っているわけではないので、生活が安定していれば、何人でもお子さんを望まれるのでしょう。 5月の連休に、中国福建省アモイへ行く際機中で読みました雑誌の中に、〝2008年上海消費市場展望〟というページがありました。2006年の上海市の結婚は16万5600組で、前年比61%の増加、2007年の新生児は16万人で、2008年は結婚、出産ともにさらに増加、結婚に連動して式場、宴会場の利用や、装飾品、家具、住宅、家電、新婚旅行など経済の拡大にも大きな貢献をしていると書いてありました。 ロシアも中国も、経済の回復と発展が〝赤ちゃん〟増加の大きな要因ではないでしょうか?
by yakujudo
| 2008-09-10 00:01
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