中国漢方薬寿堂
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5月から6月にかけて、皆さまのお住まいのお近くにも、例年通り燕がやってきたでしょうか。
私は横浜市内の住宅地に住んでおりますが、今年も最寄りの駅構内に燕が巣作りをして、産卵、孵化、雛を育てて、再び南の空へとかえってゆきました。小枝や土で作られた巣は、構内の天井近くの壁に張り付くようにしてありますが、時にはもろくも崩れてしまうこともあるので、最近は駅員さん達が、巣箱が壊れないようにと板を張って補強しています。やさしい人たちの手助けのおかげで、燕も安心して子育てができますので、来年もこの場所に戻ってくるでしょう。楽しみです。 もうひとつ、私の家から歩いて1分程のところに、緑に囲まれた大きな公園があります。公園には20m位に伸びた高い木もたくさんる中で、下からは見づらい木のテッペン近くに、少し大きめの木の枝で作った巣の中でカラスが雛を育てています。大きくなった雛が巣立ちの準備に木の低いところまでおりてきて、人を恐れることなく枝にとまっているのを見て、この近くの木の上の方にカラスが巣作りをしていることに気付きます。近くに親カラスが必ずこちらを見て警戒しているので、子カラスに手を出すのは禁物です。 実は以前、私どものお客様で、妊娠初期に自転車走行中、子育て中の親カラスに背後から襲われ、転倒してケガをし、救急車で運ばれて入院、赤ちゃんを流産してしまったという悲しい事件がありましたので、この事件以降、妊娠初期の方々には、自転車に乗らないよう、カラスには注意をするようお話をしております。 今回このコラムで、燕とカラスの巣作りと子育ての話を紹介いたしましたのには訳がございます。 私は不妊症のご相談に来られます方々に、いつも温かい巣箱と卵の話はたいへんわかりやすいと、ご好評をいただいていますので、今回ご紹介させていただきます。 皆さまから10mほど先の木の上に三つの巣箱があるとしましょう。遠目に見るとどれも同じ大きさで同じように見えても、近くに寄って見てみると、一つめはワラできれいに編んだ温かい巣箱、二つめは、ワラと小枝でできた冷たい巣箱、三つ目は太めの枝でできた冷たい巣箱です。よい卵が育つのは一つめの巣箱で、二つめ、三つめの巣箱では、どんなによい卵を置いても不安定ではないでしょうか。人間も同じで、きれいな血液で満たされた温かい子宮に、旦那様の元気な精子と奥様の質の良い卵子からできた、グレードのよい受精卵が着床して、安定して妊娠が継続できれば、元気なお子さんを元気なお母様の腕に抱いていただけるものと思います。 子宮外妊娠のため、卵管を1本摘出後、一時手当の遅れから体調を崩した私の妻が、周期療法のお薬を服用して体調を回復、自然妊娠で3人の健康な子どもを授かることができました。私は妊娠は健康な身の準備こそが大切だと痛感いたしました。自らの体験があるからこそ、皆さまに周期療法をおすすめできるのです。 6月より薬寿堂のホームページが始まっております。四季に応じたお食事とレシピも公開しております。日頃の皆さまの健康に役立つ情報を、今後もどんどん出してゆきたいと考えております。 第1回の雲南省昆明の昼食をアップいたしました。次回は7月20日過ぎに夏を健康に過ごすための食事5品を、写真、レシピ付きでご紹介できますよう、現在準備中です。
by yakujudo
| 2007-08-10 00:01
| 不妊症解説
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