中国漢方薬寿堂
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5月2日、大理から世界遺産に指定されている、標高2500mにイチする古都麗江へバスで移動しました。麗江古城の町並みは、以前写真で見たとおりでしたが、あまりにも人出が多いので、残念ながら私の思っていた町の本来の落ち着いた雰囲気とは、かなり異なるものでした。再度訪れることができたら、静かな町をゆっくり歩きたいなというのが私の印象です。
実は1年前、初めて昆明市の少数民族村へ行きました際に、白族(はくぞく)、納西族(なしぞく)村の方々が私を見て、私のような白くて太った男性は、朝から何も仕事をすることがなく、のんびりとお酒を飲んだり、タバコを吸ったり、遊んで暮らせて、すべてを女性の方々がやってくれ、すごく優遇されるという話を聞かされたことがありました。 168cm、83kgの体格をしている私は、日本では成人病の予備軍、メタボリックの象徴です。でも今回訪問した白族の暮らす大理では、〝阿鵬哥(アペンコー)〟、納西族の暮らす麗江では〝胖俊哥(パンチンコー)〟と、大勢の方々から声をかけられ大歓迎されました。妻は〝今まで58年間生きてきて、女性にこんなにもてたことはないでしょう!! 雲南の大理、麗江はあなたには最高ね!!〟と言っております。今回少数民族村で言われたことが事実だったということがよくわかりました。大理や麗江では、色白で太った男性は幸運を招く、富の象徴で、しかもハンサムということだそうです。日本で悪者扱いされている私と同じメタボリックの方々は、一度機会をつくって、雲南省へ行ってみてはいかがでしょうか。 雲南のお茶を買い求めて行った麗江古城内にある、町で数百年続く一番古い御茶屋さん〝仁和昌(レンホーチャン〟の女性店主さんが、現地の家一軒分、15万人民元(日本の250万円)で私を買ってくれるというお話がありました。私は15万元ではあまりにも安いので、できれば家百軒分でで折り合いが付けば、妻に私を売って返ってくれと言いましたら、その場に居合わせた皆さん、爆笑でした。中国でもっとも水と空気のきれいな麗江は、世界中から観光の方々が訪れるところです。 今回、私は初めての体験を二ついたしました。一つめは黒龍潭(ヘイロンタン)という公園の中にあるトンパの寺で、祭司の方が手相を見てくださいました。私の手相に出ている6月から11月の半年間について、私たちが今進めている仕事の話、それを助けてくれる友人達の話をスラスラと語るので、占い等まったく信じない私も、一緒に手相を見てもらった妻もビックリしてしまいました。仕事がうまくいったら、妻は近い将来お礼に行きたいと言っております。 二つめは束河古鎮(スーホークーゼン)の中にある、チベット人の館を訪問しました。チベットから運んできたという直径2mくらいの杉の大木を柱に使った立派な家で、1階は200人くらいの方が収容できる大広間、2階には現在16歳になられたダライラマのお写真が飾られた部屋と、その奥にチベット医学の資料を展示した部屋がありました。私はそのチベット医学の写真パネルを見て、チベット医学のレベルの高さに大変驚きました。そして、さらにその奥におられた、チベットのお医者にもお目にかかり、診察を受けて参りました。 麗江を発つ前日、再度古城をたずね、チベット医学の本を見つけ、注文してきた本が、昨日約一ヶ月かかって中国から郵送され、無事私の手元に届きました。この本の中にある、妊娠から出産までの経過を描いた絵はすばらしいです。12月末に仕事でまた雲南に行きますので、同じ書店の昆明店へ行って、ゆっくり医学書を見て、購入したいと思っています。すでに書店には電話で連絡済みです。 6月1日より薬寿堂の新しいホームページが始まりました。今までに見たことのない内容のものにいたしますので、皆さまにご覧いただきたいと思います。
by yakujudo
| 2007-07-10 00:01
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