中国漢方薬寿堂
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平成19年4月29日より5月7日までのお休みを利用して、昨年の5月、今年の1月に続き、中国の雲南省へ行ってきました。
妻の作った化粧品の市場調査を兼ねて、羽田→大阪→昆明→大理→麗江→上海→成田と移動の多い旅行でした。中国国内も5月1日より5月7日までが黄金週間の休みにあたり、どこもすごい人出でした。経済発展で国内旅行の方々が異様に増加し、ツアーのバスがいっぱい走っていました。特に世界遺産に登録されている麗江古城、大理古城の中は、どこもラッシュなみの人出で、昼も夜も街の中を歩くのに苦労するほどでした。 今回は、大阪から昆明への直通便が、昨年12月より週3便再開されていると聞きましたので、羽田から大阪へ行き、乗り継ぎで昆明へ向かいました。朝11時に家を出発しましたが、成田から出発する場合に朝6時に家を出なければならないのに比べるとたいへん楽でした。 昨年の5月、昆明へ初めて行きましたときに、現地のいとこから、昆明近くの町で双子がたくさん生まれるので、毎年500組をこえる双子の世界大会を開催していると聞きましたが、今回はもっとびっくりすることを効いてまいりました。 5月1日、昆明から飛行機で30分の大理へ移動しました。大理という名前の通り大理石の産地です。アーハイ(「アー」=さんずいに「耳」+「ハイ」=「海」)という大きな湖を中心に周囲に町が広がっています。アーハイは、上空から見ると耳の形をしていて、湖としてはあまりに大きいので海(ハイ)というそうです。大理は白族(パイゾク)の暮らしているところで、色白の美人がたくさんいます。中国の杭州と大理は、中国二大美人の都市だと私は思います。 大理の空港へ迎えに来た25歳の新婚の李さんも白族で、市内を案内していただきましたが、アーハイを見下ろす蒼山へ登るケーブルで移動中に私の仕事の内容を聞き、最近の中国の出産事情に関していろいろと聞かせてくださいました。 中国はよく一人っ子政策といいますが、少数民族は政府から保護されていて、何人生んでもよいことになっているのです。今、中国でも日本同様、特に都市部で子どもを生まない若者が増えている一方、不妊症に悩んでいる人も増加していて社会問題になりつつあるそうです。 昆明で聞いた双子の話と同様に、李さんの親戚も双子が多く、三つ子を生んでいる方も数名知っているというのです。自然妊娠で三つ子は確率的にかなり難しいと思いますが、さらに驚いたことには、五つ子を生んだ友達がいるというのです。もちろん五つ子も自然妊娠なのです。 雲南省は海抜2,000~3,000メートルの高度で、空気と水の良いところです。食べ物の鮮度も良く、私にとってトウガラシのとんでもない辛さを除けば、たいへんおいしいものがたくさんある地方です。26の少数民族が暮らしていて、周囲からの流入人口1,200万人を加えて約6,000万人だそうです。麻婆豆腐とパンダで有名な隣の四川省は人口1億です。 こういう生活環境が関係しているのでしょうか、双子の話をよく聞きます。でも五つ子とはビックリいたしました。 読者の皆様がこの大理へ行く機会がございましたら、下関韋福路芸術劇場で上演されている『胡蝶の夢』(バタフライズドリーム)を是非ともご覧いただきたいと思います。素晴らしいです。
by yakujudo
| 2007-06-10 00:01
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