中国漢方薬寿堂
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最近、少子高齢化が社会問題になると同時に、不妊症の方の増加も話題になっています。私は昭和24年(1949年)生まれ、俗にいう団塊の世代ですが、私を生んだ母の年代も私の年代も、現在のように食物があふれている時代ではなくむしろ食物の少ない時代でしたが、周囲の友人たちから〝不妊〟という言葉はあまり耳にしなかったように思います。
私どもへ不妊のご相談に来られます方々は、男女とも20代後半から40代半ばの方々が多く、世にいう団塊ジュニアの方々がメインです。食糧事情の良い時代に育っているので体格がよく、外見上は健康に見えるのに実際は半健康体の方が多いと思われます。 妊娠には旦那様の元気のよい精子と奥様の成熟度のよい卵子からできる、グレードの高い受精卵と、この受精卵が着床し安定して育つ、新鮮な血液で満たされる温かい子宮が必要です。安定した状態を保って出産まで到達できれば、奥様の腕の中に元気な赤ちゃんを抱くことができるのです。 私との話の中で、検査を受けられた結果を見せ、〝ぼくが良くて悪いのは彼女の方〟、逆に〝私はよくて彼が悪いからできない〟とおっしゃるご夫婦がおられますが、私は妊娠は一方だけがよければできるものではなく、必ず二人の健康な体が必要なんですよと、よく話しております。 また妊娠は、精神的なことも大事で、毎日楽しく暮らしていると、ホルモンの分泌もバランスもよくなるのです、とも話しております。
by yakujudo
| 2007-04-10 00:01
| 不妊症解説
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