中国漢方薬寿堂
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私は周期療法のご相談を受けていて、皆さまのお身のコンディションにはたいへん大きい個人差があるものだと、日頃よく感じています。
20歳代、30歳代で卵胞刺激ホルモンのFSHの値が以上に高まり、早期閉経の疑いでご相談にこられます方、40歳代後半でも生理周期がととのっているので、子どもを授かりたいとご相談にこられます方。実年数と身年数はこれほど違うものかと痛感いたします。 以前このコラムで、約二千年前に欠かれた中国の医書『黄帝内経素問』の『上古天真論』に、女性の一生は7の倍数で、男性の一生は8の倍数で変化していくという記載のあることをご紹介したことがあります。 女性は28歳(7×4)から35歳(7×5)、男性は24歳(8×3)から40歳(8×5)が各々身の成熟期となっていますが、生活環境や食生活の変化、平均寿命の延長などを考慮すれば、現代はこの成熟期を5歳は延長してよいと思います。また人によっては10歳延長しても過言ではないでしょう。 このコラムを欠いている私は56歳。四捨五入すれば60歳ですが、私が幼少の頃見た、還暦を迎えた方々と比較して、現在の60歳の方々は、男女ともはるかにお元気で若々しいと思います。 私どもで周期療法のお薬を服用し、めでたく妊娠されます女性の方々は、30代後半から40代半ばまでの方々が主で、そのうちの多くの方々が自然妊娠できるのを見ていると、本当にお身の若い方が多いのだと実感いたします。
by yakujudo
| 2004-03-10 00:01
| タン先生の周期療法
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