中国漢方薬寿堂
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ご来店いただく皆さまから、”日常、どんなものを食べたら、先生のように元気になれるのか、つやつやとした顔色になれるのか?”というご質問をいただいております。 読者の皆さまは、何を食べたらよいと思われますか? 世間でよく言われている糸を引くオクラやヤマイモ、臭いの強いニンニク、それとも土用に食べる夏のスタミナ食ウナギでしょうか?
中国では、昔から膠質(コウシツ)を多く含む食品は、精をつける食物として珍重されています。日本で言う”煮こごり”のことです。コラーゲンを多く含む高タンパクのゼラチンのことです。テレビ番組に良く紹介される中国料理の高級食材フカヒレは、コラーゲンを多く含む王様でしょう。そのほか、ツバメの巣、熊の掌(手のひら)、ナマコ、スッポン等はコラーゲンの固まりです。 私も、疲れる前に栄養補給をしたい時には、生きたスッポンを購入して、自宅で料理して食べております。スッポンをご紹介しても、自宅で簡単に料理することはできないので、私はコラーゲンを多く含む、烏骨鶏(ウコッケイ)や地鶏をスープにしてお食べになることをおすすめしています。 日本では烏骨鶏というと、多くの方々は卵を想像されるようですが、中国人は、烏骨鶏の卵を食べることはございません!! 一般のニワトリに比べて、コラーゲンを多く含んでいるので、烏骨鶏でスープをつくり、しばらく冷ましておいてみると、とろみが出てくるほどです。 烏骨鶏1羽は2千円位です。大きな鍋に鶏を入れ(頭や足も付いていますので、苦手な方はお店の方に頭と足を取り除いてくれるように頼みましょう)、これに長ネギ1本、ショウガ1個(いずれも3等分)を加え、強火で沸騰させ、アクと脂をすくい取り、後はとろ火でじっくり煮詰めて濃いスープを作ります。冷めたら、小分けして冷凍しておくと便利です。烏骨鶏が手に入らない時は地鶏でもいいと思います。 今年の夏は暑そうです。からだに元気がなくては、元気な子も授かりません。妊娠していても、子育て中でもたいへんです。コラーゲンで元気に夏を過ごしてください。
by yakujudo
| 2003-10-10 00:01
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