中国漢方薬寿堂
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平成14年10月27日(日)に、私のおすすめしている周期療法の生みの親、中国南京中医薬大学附属病院、夏桂成教授の特別講演「不妊症周期療法の理論と実践」がございました。夏先生は有名な老中医のお一人で、現在週4日の診療日には、中国全土から不妊症の患者さんがこられるとのこと。また、ヨーロッパやアメリカからの講演依頼が多く、診療の合間に日程を組んではお出かけになられるとのことで、お忙しい中この度来日くださいました。
先生は不妊症、不育症の解決はやはり健康な身体をつくることが基本だと力説されておられました。中国医学(中国漢方)と西洋医学、各々の利点を生かすための中西医結合から生まれた周期療法を、女性の身体の基礎をつくるために用い、治療としてホルモン剤や排卵促進剤を使用されているとのことでした。ただし過剰投与にならないよう、細心の中医を払いなるべく少量にされているとのこと、世界で初めて体外受精を成功させたイギリスの博士のもとへご講演に行かれた際も、博士も夏先生とまったく同意見であったとお話しをされました。 実はご講演の前日に、夏先生と会食させていただきました。その際、お客様からご要望の多い、生み分けについて質問したところ、中国では現在も”一人っ子政策”をとっているので、生み分けの研究そのものが禁止されているとのこと、ただし、先生のご経験から、こうしてみてはどうかというご提案をいただきましたので、実行してみたいと思っております。 (2002.11)
by yakujudo
| 2003-02-28 00:01
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