中国漢方薬寿堂
記事ランキング
ブログジャンル
タグ
検索
その他のジャンル
|
皆様からお問い合わせの多い周期療法について、体温表と子宮内膜の変化の図を交えて、ご説明したいと思います。女性の体は、いつも同じではなく、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期と変化し、内膜の様子も変化します。
従来の不妊症に対する漢方治療では、当帰芍薬散、温経湯、桂枝茯苓丸など同一処方をずっと飲み続けて体調を整えるというもので、女性の体の変化を考慮した方法とはいえません。体温の変化と共に子宮内膜の様子も変化し、分泌され、ホルモンも変化するのです。それに対応した薬を飲み分けて体を整える周期療法は、西洋医学と中国医学をドッキングしたすばらしい不妊治療だと思います。漢方治療というと、何年間もの長い期間服用しないと効果がないと思われがちですが、周期療法では短期間で体調の整う方が多く、私も服用される方も、あっと驚くことが多いのです。
by yakujudo
| 2001-12-30 00:01
| タン先生の周期療法
| ||||||
ファン申請 |
||