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3月16日(木)の朝日新聞夕刊の第1面に、98年度の出生数は百二十万三千人で、その内約1万人の赤ちゃんが体外受精や顕微授精で生まれ、その妊娠の確率は平均20%強とのこと、本当に現代医学はすばらしいと実感いたしました。でもこの20%強という確率は本当でしょうか?
20%強ということは5回人工的な処置をすれば、まずは妊娠するということか、それとも10人に2人は妊娠しても、8人の方はだめということを意味しているのでしょうか。私がこのコーナーを担当して、中国の最新の不妊治療、周期療法をご紹介して以来、多くの方々がご相談に来られますが、私が皆様からお聞きしている人工的処置による不妊治療の妊娠の確率は当初は20%でしたが、最近耳にしました話では、不妊専門のAクリニックの先生は10%、B病院の先生は5%と各々患者にお話をされているとのこと、もし20%というならば、1万人ではなく、少なくとも5万人位の赤ちゃんが人工的処置で生まれているのではないかと、私は考えております。それほど不妊の治療に通院されている方々の実数は、多いのではないでしょうか。 私どもへご相談においでいただいている方々の中には、人工授精、体外受精、顕微授精と進んで、10数回の治療をされている方々が沢山おられます。しかも体調をくずされて、ご自身の生理の周期がよくわからない状況になっている方々や、卵巣や子宮にトラブルを生じている方々も多いのです。私は女性・男性とも、まずは健康な身体を回復し、健康な身体をつくることが、赤ちゃん誕生の第一歩と考えております。
by yakujudo
| 2001-06-30 00:01
| 不妊症解説
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