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6月1日発行の「朝日新聞グループ」紙に“日本の生殖医療”についての特集記事があり、日本の現状が詳しく書かれていましたので、そのコラムの中から一部をご紹介したいと思います。
日本産婦人科学会の集計によると2010年度体外受精で生まれた子供の数は2万8945人、2011年度は行われた体外受精は26万9659回。39歳の女性が出産に至った率は10.19%、40歳の女性は8.06%、41歳の女性は5.62%、45歳の女性は0.81%と1%を切っています。2013年では体外受精の回数は35万回を超えているそうです。 しかし回数ほどには成果が出ておらず、体外受精の補助金制度も大きく見直される事になったようです。 つまり、国として沢山のお金をかけても、期待していたほどの成果が上がらなかったので、補助金をカットしようということに至ったのだと思います。 私としては体外受精という方法で、もっと沢山の子供ができているものだと思っていましたが、こんなに成果が悪いとは残念でありません。 妊娠の基本はまず皆様の健康です。元気な精子と卵子からより良い受精卵ができます。 この受精卵が着床し、安定して妊娠を継続できる温かい子宮を準備することが大切です。 自然妊娠、人工授精、体外受精、顕微授精は精子と卵子の出会いの方法です。お二人の条件に合った方法を選択すれば良いことです。 日本の皆様はご両親、祖父母、そして先祖代々、自然妊娠で子孫が繁栄している方々が大半だと思いますが、いかがでしょうか。 妊娠を目指すご夫婦で、男性も女性も先天的な問題を持っている方は大変少ないと思います。 私達夫婦も子宮外妊娠のため、緊急手術で妻は卵管を1本切除しました。 その後約1年半の間、妻は生まれ故郷の老中医何少山先生のご指導で漢方薬を服用し、体調を回復しました。 そして老中医何少山先生から頂いたお手紙の予言通り、妊娠・出産に至り、無事4250gの長女が誕生しました。その後も長男、次男と健康な子供を3人授かることができました。 私も妻も鍼灸師の資格を持ち、鍼灸を取得していますが、特に老中医からは鍼灸をするようにと指示はありませんでしたので、妻には鍼灸を施術はしておりません。 自ら体験した不妊症を経験して、私は周期療法を皆様にお奨めするようになりました。私は周期療法に関して多くの方々からのご要望で、2001年と2002年に公演をしたところ、直後から多くの薬局の方々に参入され、あっという間に周期療法が全国に広がりました。最近ではお医者様も参入されるようになり、私自身も大変驚いております。 話は変わりますが、私は周期療法のお薬の服用と共に、お食事のお話をしております。 バランスよく季節合わせて、旬の食材を取り入れた食事をすることは基本です。 男女共に肉・魚・豆腐類のタンパク質、コラーゲンの多い鶏のスープを勧め、特に女性には鉄分を多く含む牛肉レバー類、赤身の鮪や鰹、またホウレン草、ブロッコリー、小松菜などの葉酸を含むお野菜を食すことを勧めております。 普段の食事で緑色野菜を取れば、特に葉酸の錠剤を取る必要はありません。私の妻も、母も特に葉酸を服用したことはありません。 様々な情報を取り入れることは大切ですが、世の中の情報に左右されず、補精・補血の食事を取って頂ければと思います。
by yakujudo
| 2014-08-22 04:00
| タン先生の周期療法
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