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この2、3年、卵子の老化や不妊症などがマスコミに大きく取り上げられています。
私は戦後の第1次ベビーブーム(1947~1949年)の3年間のなかで最も多い、1949年生まれの269万6638人の内の一人として生まれました。 第2次ベビーブーム(1971~1974年)では毎年200万人の子どもたちが誕生しました。 第1次、第2次ベビーブームのお子さんたちは自然妊娠のほうがメインだと思いますが、沢山の子どもたちが生まれている時代にも不妊症の方はおられましたが、今の時代と違ってその数はずっと少なく、世の中でも特に不妊症が取り上げられることもなかったと思います。 第2次ベビーブーム以降、日本の出生数、出生率ともに低下していて、最近では出生数は105万から110万人、出生率は1,4%前後です。 私が生まれた第1次ベビーブームの頃は出生数260万、出生率4,5%前後。実に子どもの多い時代でした。今は子どもが1人か2人のご家族が多いですが、私は3人兄弟で友人の中には5、6人という方もおられたと思います。 今この少子化と共に不妊症が大きくマスコミに取り上げられるようになりましたが、特に第2次ベビーブームで生まれた方々以降の世代の方々で、男女ともに晩婚化が進んでいて、現在50歳以上の男性では20%、女性の方では10%の方々が未婚だそうです。 私は妻が子宮外妊娠し卵管を1本摘出後、中国杭州市の老中医のご指導で約2年間掛けて妻の健康を回復し、3人の健康な子どもたちを自然妊娠で授かった経験と、1988年9月に来日された北京市の老中医より中国医学と西洋医学の理論が合体させてうまれた周期療法を1988年10月より実施して25年になりました。 日本ではまだほとんど知られていなかった周期療法ですが、最初の10年間ご相談にこられた方は主に自然妊娠でのご相談、その後、横浜にも体外受精をされる病院が増えだし、今では自然妊娠、人工授精、体外受精、顕微授精というさまざまな方法をとっている方々がご相談に来店されます。 ご相談を受けていると、男女ともに健康でない方がいかに多いのかよく分かります。 男性では、精子数が少なく運動率のわるい方、ストレスや睡眠不足で疲労困憊の方、そして夜の性生活がおくれない方が多いです。 女性では、卵子機能の低下、骨盤内の血液循環が悪く子宮筋腫、子宮内膜症や卵巣チョコレート嚢胞を持っている方、多嚢胞性卵巣で排卵の難しい方、卵管水腫や卵管の癒着などを疑われている方、そして卵子の老化など実に様々なご相談がまいります。 今不妊で悩んでいる皆さまはご両親からほとんどの方が自然妊娠で生まれてきたと思いますが如何でしょうか? 世界を見渡してみると不思議ですね。豊かな社会では子どもが出来ず体外受精や顕微授精で子どもを授かる方々が増え、食物が少なく貧困といわれる社会で自然妊娠で子どもを授かる方々が多いのです。 皆さまは何かおかしいと思いませんか?どちらの社会で暮らしている方々のほうが健康だと思いますか?
by yakujudo
| 2014-05-03 03:00
| タン先生の周期療法
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