中国漢方薬寿堂
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このコラムは15年ほど前から、大手新聞社の情報誌に掲載していた”譚先生の漢方薬箱”の続編です。
いままでのものを詳しくお読みになりたい方、またはこのコラムの続きをお読みになりたい方は、私のホームページをご覧になって下さい。 私は30歳でこの漢方専門薬局を開局して、今年で34年目を迎えました。いろいろな年齢層の方々が、健康のご相談に来店されます。 来店される方々の中でもっとも多いのが、不妊症の方々です。 と言いますのは、私達夫婦には3人の子どもがおりますが、この3人を自然妊娠で授かる3年ほど前に妻は初めての妊娠で運悪く子宮外妊娠、その上に誤診つづきで緊急手術で左側の卵管を摘出。手術は成功したものの、手当てが遅かったために、しばらくの間、無排卵無月経に陥ってしまいました。 妻には大変気の毒なことをしました。 この後、住まいを店の近くの実家から、車で約30分ほど離れた住宅街に転居したのを契機に新居近くの産婦人科で、タイミング指導を受けることに致しました。 排卵誘発剤のクロミド、HMG+HCG注射、タイミング後は黄体ホルモンの内服と少し続けてみましたが、なかなか本来の体調が戻らないので、妻は生まれ故郷の中国浙江省杭州で400年、代々続く老中医の第15代目何少山先生の診察を受けに帰国、その後は毎月近況を伝えるお手紙を出してはご返事を待ち、漢方薬の服用を続け、地元の先生には誘発剤のクロミドをいただき、タイミング指導を受けることに致しました。 1年半ほど経った1987年の年末に、何先生の「もう出来るようになっている」というお手紙の通り、1988年1月に妊娠がわかり、同年10月に4250グラムで長女を出産しました。 その後はまったく、薬を服用することなく、病院のタイミング指導もなく、1989年12月に4000グラムの長男、1992年9月に4000グラムの次男が誕生しました。 私は人間の治癒力はすごいものだと感心致しました。 そして、長女の生まれる直前の1988年9月に、再来日された当時、北京同仁堂病院中医科主任医師の叢法滋先生より、中国医学と西洋医学を融合して考案された不妊症の新しい治療方法、”周期療法”をご教授いただき、それ以来私は赤ちゃんと望む多くのご夫婦の方々に、健康な体をつくり、健康なお子様が授かれますよう、おすすめしています。
by yakujudo
| 2012-05-06 15:00
| タン先生の周期療法
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