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21世紀に入って、この10年間で世界の人口は10億人増えて、今や70億人と云われています。
一人っ子政策をやめた中国の人口は12億人、インドは近日中に14億になると発表、そして出生率の高いアフリカ諸国で人口増が続けば、さらに10億人増えて全世界の人口が80億人に達するのに10年はかからないでしょう。 飢餓や水不足は今以上に深刻化し、大きな社会問題になるのは確かです。 一方、今後人口の減少が予想されている日本。最近の出生率が1,33人、一組のご夫婦が最低2人以上のお子さんを出産していただかないと、人口減少に歯止めがかからないばかりか、高齢化にも歯止めがかからないことになります。 今、世界を見渡すと、後進国といわれる国々では出生率が高く6~8人、自然妊娠で沢山の子ども達が生まれ、先進国といわれる国々で出生率が低く1~2人、人工授精、そして体外受精、顕微授精などの高度医療による出産が増えているということはどう考えたらよいのでしょうか。 出生率が高く、自然妊娠で多くのお子さんを出産している民族ほど、本来の人間としての生殖機能を持っている健康な方々です。 つい先日までの日本も同様でした。今、私共へ不妊のご相談においで下さる方々は、30歳前後から40歳半ばのご夫婦が大半です。 皆様のご両親は60歳前後から70歳前後の方々で、戦前、戦中、戦後の混乱の時代に生まれ、さらにご両親を産んだ80代から90代の祖父母の方々も、全員自然妊娠で命を授かり生まれています。しかも大半の方は健康なお体で生まれています。 私は妻の子宮外妊娠をきっかけに、25年前より不妊症のご相談を受けるようになりました。 卵管を摘出後体調を崩し、しばらく無月経、無排卵になってしまった体を回復して、3人の子どもを自然妊娠で授かったのを経験して、人間の回復力はすごいものだということを実体験しました。 先日、55歳になる妻が、不妊症、出産でずっとお世話になっている、自宅近くの産婦人科へ子宮の検診に行き、その結果報告が送られてきました。 ガンの心配は全くなく、女性ホルモンの測定数値も大変よく、子宮も卵巣も大変元気で、判定はAランクと書いてありました。 今日本の女性の閉経は51歳だそうです。 実は今年、フランスから来店された50歳の奥様から、南フランス在住の52歳になるフランス人の友人が52歳で自然妊娠で出産されたこと、そしてその2週間後に来店された私どものお客様から知人の方が53歳でやはり自然妊娠され出産されたというご報告を伺っていました。 世の中にはやはりお元気で、お若い体の方はいらっしゃることがわかって、大変うれしく思いました。 私の薬局でも、47歳で自然妊娠し、出産された方がお二人いらっしゃいます。 皆様に是非とも精力的にも、肉体的にもお元気な状態を取り戻して、是非とも元気なお子さんを沢山産んでください!
by yakujudo
| 2012-01-15 12:47
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