中国漢方薬寿堂
記事ランキング
ブログジャンル
タグ
検索
その他のジャンル
|
皆様は今年の10月31日に世界の人口が70億に達したというニュースをご覧になりましたか?
特に最近10年間で10億人急増したとのこと、これは医療技術の進歩で新生児の死亡率が低下したためだそうです。 発表では世界第1位の中国が13億5千万人、第2位のインドが12億人、第3位のアメリカが3億人ということでしたが、中国とインドはこれからも人口が増加するでしょう。 中国では約30年間続いた一人っ子政策が終わり、一人っ子と一人っ子の結婚は2人の子どもを生むことが法律で許され、3人目の子どもを出産したら1人につき10万元(日本円で130万円)の罰金を支払えばよいということになったそうです。 先日、息子さんが結婚した上海の友人も息子さん夫婦に「何人でもよいから、沢山子どもを産んでほしい」と言っていました。 経済的に豊かになっている現在、罰金で済むことなら安いものだと考える中国人は多いので、これからまた中国の人口は増えると思います。 中国もインドも発表された人口の数は本当なのか、私は疑問に思っています。 日本では、ここ数年、毎年100万から110万人の新生児が生まれていますが、その内の約2万人(全体の約2%)が体外受精や顕微授精の高度医療による出産です。 私が生まれた1949年ごろ(戦後の第1次ベビーブーム)は毎年200万から210万人、現在のほぼ2倍の子どもたちが自然妊娠で誕生していたのです。 卵管の炎症や癒着によって、卵管に問題があって不妊症に陥った方々のために考案された体外受精、無精子症、乏精子症、精力無力症など、精子に問題があって不妊症に陥った方々のために考案された顕微授精によって、全世界でこの30年間に誕生したお子さんが約430万人おられるそうです。不妊症で悩んでこられたご夫婦にとって大きな福音です。 でも人口70億から430万を引くと、69億9570万人の方々は自然妊娠で誕生されているのです(全人口にしめる高度医療による出産は0・06%です)人類はこの地球に誕生して約500万年と云われています。 現在に至るまで、自然妊娠でその子孫を増やして繁栄してきました。 もちろんその500万年の間も、不妊症で赤ちゃんを授かることの出来なかったご夫婦はおられたと思います。 でも、私は妻の子宮外妊娠の体の回復、その後の妊娠、出産の約3年間を見ていて、妊娠、出産には健康な体を取り戻すことが一番大切なことだと思っています。 温かい子宮(奥様)とよい受精卵(旦那様と奥様)、そして条件に合わせた利用方法の選択です。まずはお二人の体の準備をしましょう。
by yakujudo
| 2011-12-01 04:30
| タン先生の周期療法
| ||||||
ファン申請 |
||