中国漢方薬寿堂
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最近、日本では“クールビズ”が盛んに言われていますが、暑がりの私は以前、中国から持ち帰った細い竹で出来ているシーツをベッドの上に敷き、正月に旅行した際に購入した竹の枕カバーを被せ、夏を快適に過ごしています。
中国の寝具には良い物が沢山あり、日本では販売していないのをとても残念に思います。皆様も中国へ行かれましたら、寝具専門店またはデパートで購入される事をお薦め致します。 話は変わりますが、近年、私は上海の中心街のホテルには宿泊せず、中心街から北へ約10km.離れた地下鉄ホンコウ虹口駅正面のホテルに滞在することにしています。 中心街へはタクシーで10分程、その駅周辺では今も大きなビルが建設中です。 そこにはショッピングモールやホテルも出来るようで、既にフランスのスーパー“カルフール”が営業して大変便利になっています。 虹口駅には隣接して大きなサッカー場が建っています。 スタンド席もあり、ここでは時々国際試合が開催されるそうです。 そしてこのサッカー場の裏手に、沢山の樹木で囲まれた大きな公園があります。中国の有名な作家、魯迅記念館のある魯迅公園と言う公園です。 私は上海ばかりか、どこへ行っても現地時間の朝7時頃には起きて、朝食前の約1時間は公園を散歩や、街の中を散策することにしています。 中国では通常55歳で定年を迎えます。その後は年金生活で、朝仕事へ行くことのない方は公園へ訪れる事が多く、公園内では古くからの伝統的な太極拳や気功をされている方、公園の歩道に水を浸した太い毛筆で漢詩を書いている方、器用に漢詩の文字自体を裏返して書いている方、自慢の鳥を籠に入れ、木の上に籠をかけて鳥の鳴き声を楽しむ方、赤い大きな扇を手に持って踊っている集団、剣を手に持って太極拳をされている集団、散歩、ウォーキング、ジョギング等、実に様々な事をしている方がいらっしゃいます。 公園は雨さえ降らなければ朝から連日満員です。70代、80代、90代と元気なご老人の方々も沢山いらっしゃり、日本の公園とは大違いです。 その中でも私が一番驚いたのは、社交ダンスを踊っている大きなパネル写真の後方で、男女300人くらいの方が曲に合わせてワルツを踊り、そしてその直ぐ隣で、やはり男女300人くらいの方が曲に合わせてフォークダンスを踊っているのです。 今までにどこの公園へ行っても見たことの無い光景であると共に、流石上海はモダンな所だと感心しました。 隣同士、大きな音で別の曲をかけていても、皆さん全く気にすることなく、楽しそうに踊っていて、見ている方も楽しい気持ちになれます。 このフォークダンスを広めたのは、公園の近くに暮らしている日本人の方だそうです。 機会があったら、私もフォークダンスに参加しようと思います。 中国の公園は朝ばかりか、暖かい季節でしたら夜中でも人でいっぱいです。二胡、琵琶など、中国楽器を持ったサークル、大きなアンプを持ち込んで流れ出る音楽に合わせて京劇を演じる方、そしてそれを取り囲む大勢の方々、中国人は朝から晩まで、本当に元気です。
by yakujudo
| 2011-08-22 10:47
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