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タン先生の周期療法でラクラク自然妊娠!

薬寿堂,やくじゅどう
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中国漢方による不妊症周期療法

中国漢方薬寿堂(やくじゅどう)の譚定長先生による、妊娠治療を成功させる不妊症周期療法についての解説と体験記などのコラムです。
by 中国漢方 薬寿堂
日本と中国、不妊症今昔
私は昭和24年(1949年)1月、戦後の「産めよ!!増やせよ!!」という第一次ベビーブームに、団塊世代の一人として誕生しました。
戦後間もない頃で、食糧事情も生活環境も良くない頃に、日本では沢山の子供が自然妊娠で生まれているのです。その頃も不妊症の方はおられたと思いますが、現在よりもずっとずっと少なかったのではないでしょうか。

私の祖国中国でも、中華人民共和国建国後の1950年代に入ると、日本と同様、戦争で失われた人口の回復策として、「産めよ!!増やせよ!!」というキャンペーンが展開され、沢山の子供がやはり自然妊娠で生まれております。
一家に4~5人の子供が普通だったそうです。
60年後の今、日本では少子化、不妊の方の増加が問題となり、中国では1980年頃より人口増加を抑制するために「一人っ子政策」が導入されたにもかかわらず人口の増加が抑制できないことが大きな問題となっています。

この日本と中国の差はどういうことだと皆様は思いますか?私から見て、日本の方々に比べ、中国の人達は元気です。1) よく食べる、2) よく喋る、3) 声が大きい、中国人の三大特徴です。皆様から見て、日本の方々は疲れている方が大変多いように思いませんか?

現在、私どもの薬局へ不妊の相談に来られる方々は、30代前後から40代前後のご夫婦で、団塊ジュニアの方々が大半です。時々同伴されてくる私と同年輩のお母様から必ず出てくる言葉は「先生おかしいです。病院の待合室で若い娘さん達が注射の順番を待っていますが、私の若い頃は、注射を打たなくても皆苦労なく子供ができました。子供ができないようにするにはどうしたらよいか苦労していたので、ビックリしています。」お母様の正直な感想だと思います。

私どもが不妊症の方々のご相談をお受けすることになったきっかけは、25年前の妻の子宮外妊娠です。腹腔鏡による緊急手術で卵管を1本摘出、手術は成功したものの、手術までに何回かの誤診で外妊の発見が遅れ、全く排卵できなくなってしまいました。困った妻は、生まれ故郷である中国杭州市の老中医、何少山先生の診察を受けるために帰国、その後1年半、先生の指示通り漢方薬を服用して体調を回復、先生から「もうできるようになっている」というお手紙を頂いて、2ヵ月後にお手紙通り妊娠が判明、1988年10月に長女を出産、その後は全く漢方薬を服用することなく長男、次男と3人の子供に恵まれました。今だったら、私の妻も体外受精でしょう。

私が周期療法と出会うことになったのは、長女の生まれる直前の9月に再来日された、当時北京同仁堂医院中医科主任医師をされていた叢法慈先生から、中国医学と西洋医学をドッキングさせた新しい不妊症の治療法「周期療法」をご教授頂いたからです。その後も、先生のご指導で勉強して参りました。
私どもの薬局へは、自然妊娠、人工授精、体外受精、顕微授精など、色々な条件で妊娠を目指す方々が多数ご相談に来られます。一人でも多くの方が妊娠され、無事元気なお子さんをその腕の中に抱いて頂くのが、私の役目であり、喜びでもあります。

人類は今から約500万年前、地球上に誕生したと聞いております。誕生以来、自然妊娠で子孫が生まれ、繁栄を続けてきましたが、今から20年ほど前のイギリスにおける体外受精の成功以来、体外受精は不妊症の治療法として急速に全世界に広がり発展してきました。今や、日本は世界で第一位の体外受精国になっていると聞きます。

妊娠は夫婦二人で必ず考えることだと、私はいつも思っております。どちらが良いとか悪いとかいう問題ではなく、お互いの健康があって、健康な子供を授かることができるのです。私達夫婦は不妊症の体験者です。今までに私の妻ほど体調を崩して来店された方は皆無です。ですから、体調を整えることができれば、どなたにも元気な赤ちゃんを授かるチャンスがあると、私はいつも思っています。そして可能ならば、多くの皆様が、私達夫婦と同様に、自然妊娠で元気なお子さんを授かって下さることが、私どもの願いです。
by yakujudo | 2010-07-17 00:00 | タン先生の周期療法
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